この記事では「ホームページ用の写真を撮影する前に準備するべき3つのポイント」についてお話しします!
誰でも気軽に高画質な写真を撮影できるようになりましたが、さすがに自分たちのホームページ用の写真を撮影するのは難しいですよね。
そんな時はプロカメラマンに任せて、ホームページに使える写真を撮影してもらいましょう!
でも、ちょっと待ってくださいね!
プロカメラマンに任せておけば、ホームページに必要な写真を撮ってもらえる!って思っていませんか?
え?プロカメラマンに任せておけば、いい感じの写真を撮ってもらえるんじゃないんですか?
確かにプロカメラマンに撮影してもらえばハイクオリティな写真は撮ってもらえます。
でも、「ハイクオリティーな写真 = ホームページで使いやすい写真」ではありません。
撮影前に事前準備をすることで、ホームページに使えるハイクオリティーな写真を撮影してもらうことができます。
- 必要な写真をイメージしておく
- 撮影リストを作っておく
- 写真撮影することを社員やスタッフにも共有しておく
それでは、撮影前の事前準備について詳しく説明していきます。
必要な写真をイメージしておく
「どんな写真が必要で、何を撮って、どの場所に使用するか」を明確にしておくこと
よくあるシチュエーションで言えば…
- すでに使用しているホームページがあって写真を差し替える場合
- 新しくホームページを制作している場合
使用する写真の使いどころや、写真のサイズを把握しておけば、ページに映える写真を撮影することができます。
撮ってほしいイメージに近いサンプル写真をストックしておく
ふんわりとしたイメージはあるけど、説明するのが難しいです。
イメージに近い写真をインターネット上から集めておくと、カメラマンとイメージの共有がしやすいですよ!
言葉で、こんな写真や、あんな写真を撮ってほしい!と伝えるのは難しいですよね。
そんな時はインターネット上から撮って欲しいイメージに近い写真を集めてみましょう。
イメージサンプルがあれば、カメラマンと仕上がりのイメージを共有しやすくなります。
カメラマンも共有していただいたイメージをもとに、同じシチュエーションでも、カメラの角度を変えたり、表情やポーズを変えることで、違うバリエーションの写真を提案することができます。
また、撮影を発注される方も実際にいろいろな写真を見ていく中で、撮影してほしいイメージがより明確になっていくメリットもあります。
集めたイメージ写真はシチュエーションごとに分けておくと、スムーズに撮影を進めることができるのでオススメです!
撮影リストを作っておく
必要な写真のイメージが明確になったら、次はその写真を撮影場所やシーン別にリスト化しておきましょう。
- 撮影しなければいけない写真が明確になる。
- 必要な写真を撮りこぼさない。
- 撮影の時間配分を計算できる。
- 撮影場所を事前に把握することで、撮影の準備を整えておくことができる。
その場所で撮影しなければいけない写真を明確にする
その場所で撮影する写真が明確になっていれば、撮影がスムーズに進みますし、必要な写真を撮りこぼすこともなくなります。
以下のように、大まかでもいいのでタイムスケジュールを作っておくとスムーズな撮影が行えます。
12:00〜12:30 | 打ち合わせ・撮影準備 |
12:30〜13:30 | スタッフ集合写真・個人のプロフィール写真 |
13:30〜14:15 | イメージカット撮影 |
14:15〜14:45 | 内観外観撮影 |
14:45〜15:00 | 片付け・撮影終了 |
撮影の時間配分を計算できる
まず、みなさんが最も理解されていないことをお伝えしますね。
写真を撮るのって…
意外と時間が必要なんです!
写真なんて、カメラのシャッターを押せば写りますよね?
どんな仕事も同じですが、事前の準備が重要なんです!
- ベストな状態で写真を撮るために、その場をセッティングをする時間が必要。
- 人物の写真であれば、モデルをしてくださるスタッフさんがいい表情になるまで何十枚も写真を撮り続けることもよくあります。
- 構図や角度・寄ったり引いたりして複数のバリエーションの写真撮影している。
写真撮影は、あなたが想像しているよりもずっと時間が掛かるものなんです。
撮影場所や撮影する写真が事前にわかっていれば…
ここは撮ってほしい写真が多いからたくさん時間を取ろう!
ここの写真は大きく使う予定はないから、短時間でいいかな?
といったように上手く時間調整ができますし、
大まかにでも時間配分を考えておくと…
撮ってほしい写真は他にもあったのに時間がなくなってしまった…。
などの失敗にも備えることができます。
撮影場所を把握することで事前に準備することができる
撮影で使用する場所がわかっていれば、撮影前に掃除をして整えておくこともできますし、写真に写ってはいけないものは事前に片付けておくことができます。
限られた時間の中で、無駄な時間を作らず、スムーズに撮影するためには事前の準備が大切です。
写真撮影をすることを社員やスタッフにも共有しておく
クライアントの撮影担当者とカメラマンが事前に打ち合わせをしていても、実際に撮影に協力してくれるスタッフさんに写真撮影のことが共有されていないことがあります。
人物を写さない写真であれば問題ありませんが、人物の写真がメインでスタッフの方にモデルになってもらう場合、写真撮影のことを伝わっていないと撮影がスムーズに進まず、モデル探しで撮影が中断してしまうことさえあります。
私、写真が苦手なので別の方にしてください!
写真撮影があるなんて聞いてません、お断りします。
顔は見せたくないので、マスクをしたままでお願いします。
撮影?そんなこと突然言われても身だしなみ整えてないよ。
撮影に協力してもらうスタッフには事前に、
- 写真撮影の目的・意図を伝える。
- モデルをお願いすることを伝えて、心の準備をしておいてもらう。
- 服装、髪型の準備や、撮影場所の整理整頓などをお願いしておく。
などのことを事前に伝えておくことが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
撮影前の準備の大切さがわかっていただけましでしょうか。
ホームページに使えるいい写真を撮るためには、カメラマンひとりの力では難しく、担当者や現場のスタッフの協力が必要不可欠となります。
担当者・スタッフとカメラマンが足並みを揃えて同じ目的を持つことが、クオリティーが高くて、ホームページに使いやすい写真を撮るための重要なポイントとなります。
クオリティーの高い写真はホームページやサービスの価値を高め、お客様にも好印象を与えます。
準備からすでに撮影は始まっています。
いい写真(使える写真)を撮るために、カメラマンと協力していきましょう!
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